いよいよJ1再開!ガンバ大阪この選手に注目!

 ワールドカップが終わり、ようやく今週末からJ1のリーグ戦が本格的に再開します。シーズン途中で1ヶ月以上間隔があいてしまうというのは、各チームともやりにくい面はあると思いますが、シーズン前半で見えてきた課題を修正すべくミニキャンプを行ったり、外部から選手を招聘して補強を行ったり。うまいこと中断期間を活用できたチームこそがシーズン後半に成績をあげ、優勝争いだったりJ2降格圏内脱出だったりという目標をクリアできるのではないかと。

20140517 味の素スタジアム / Ajinomoto Stadium

ガンバ大阪2014年後半の予想フォーメーション

 当ブログ『Awaywind』が一方的に応援するガンバ大阪では、右サイドの定番だった加地亮選手がアメリカのMLS(メジャーリーグサッカー)に完全移籍し、守備の要として期待されていた新加入のエブソン選手が思うように活躍できずJ2カマターレ讃岐へとレンタル移籍。かわりに川崎フロンターレやヴァンフォーレ甲府でプレイ経験のあるパトリック選手の加入が決まりました。

 というわけで、シーズン前半とはまた違った戦いが要求されることになる後半戦。そこで、おそらくこんな布陣になるであろうという予想フォーメーションとともに、後半に向けての期待などを素人目線で語ってみたいと思います。

 まぁ、普段見てない人からするとさっぱり理解できない文章になると思われるので^^; それを補うべく、仮想フォーメーション表を作成しました。もちろんこの通りに行くとは限らないですし、他にも魅力的な選手はいるのですが、個人的な願望も含めてということで^^;

 フォーメーション表の上側、攻撃陣から見ていきましょうか。結構流動的で、試合中に気がつくと中盤にいるハズの遠藤保仁選手(ヤットさん)が前目にいたりしますが、あくまでも基本形です(笑) 選手名の前の数字は背番号ですので、これを参考にしながら中継を見ると選手覚えやすいと思います。あと、ここからは勝手ながら敬称略で。

FWは宇佐美&倉田にパトリックが融合できれば

 39宇佐美貴史(うさみたかし)
  ケガで出遅れたが徐々に復調。中断期間を活かして完全復活なれば脅威の得点力

 11倉田秋(くらたしゅう)
  素質あるも前半戦は出番限られ決めきれず。ここに来て本来の動き取り戻しつつある

 まずは攻撃陣。攻撃の主軸として期待された宇佐美がまさかの戦線離脱で前半戦は大ブレーキ。新加入の9リンスはなかなか日本のサッカーにフィットせず、20佐藤晃大(さとうあきひろ)は才能ありつつも大事な場面で決めきれないという「攻撃のガンバ」とは真逆の苦しい前半戦となりました。

 倉田は中盤からボールを運ぶこともできますが、ここにきて宇佐美との連携力がアップしているようですし、2トップでガリガリ突破して得点に直結させて欲しいところ。ここに後半戦から合流するパトリックがうまく融合できれば、「攻撃のガンバ」復権が見えてきます。

MFは鉄壁の代表コンビに誰が加わるか

 10二川孝広(ふたがわたかひろ)
  ベテランらしい芸術的なパス&シュートは健在。涼しくなれば一層の輝きが

 19大森晃太郞(おおもりこうたろう)
  宇佐美の同期。中盤からとにかく走ってゴール前まで切れ込める打開力が魅力

 7遠藤保仁(えんどうやすひと)
  本調子に戻れば国内屈指の技術力。試合の流れを作るチームの核

 15今野泰幸(こんのやすゆき)
  遠藤への縦パスの正確性、そして危機管理能力の高さはさすが日本代表

 そして中盤を固める布陣。遠藤&今野の日本代表コンビはほぼ鉄板でしょう。横に2人並ぶというよりは、遠藤が前で攻撃陣のサポートをし、今野は後方からのパスを的確に遠藤に縦パスで繋ぐという役割になりそう。

 そして前目でゴール前に切れ込んでいくメンバー。これが正直選ぶのが難しい。セレッソとの大阪ダービーで2点決めた13阿部浩之(あべひろゆき)、ベテランらしく試合の流れを作れる17明神智和(みょうじんともかず)、中盤から積極的に攻撃に加わる27内田達也(うちだたつや)あたりも、スタメン出場してもおかしくない感じ。大森二川阿部もどちらかというと右サイドで使われることが多いので、左が誰になるのかは蓋を開けてみないとわからない感じ。

20140426 等々力陸上競技場 / Todoroki Stadium

DFは攻撃できる両サイドバックが魅力

 4藤春廣輝(ふじはるひろき)
  左バックが定位置。守備を固めつつひたすら走って攻撃の起点になりたい

 5丹羽大輝(にわだいき)
  ガンバ守備陣の要。積極的に声を出して守備陣をきっちりコントロール

 8岩下敬輔(いわしたけいすけ)
  積極果敢な守備でゴール前を死守。気がついたら攻撃に加わってることも

 14米倉恒貴(よねくらこうき)
  相手を削ってそのままボールを前線供給できる攻撃的サイドバック

 ゴール前を守るディフェンス陣。フォーメーション表では左右が少し前に出てる感じですが、実際は横並びの4バックでいることが多いです。藤春はとにかく左のライン際をバリバリ走って前線にボールを供給できるのが魅力。天皇杯では出てなかったですが、リーグ戦なら再び全戦出場してくれる(ハズ)。藤春が後ろで守備に追われていると攻撃が期待できないので、うまいことガンガン前に走れる流れに持ち込みたいですね。

 清水エスパルスから加入の岩下、そして今シーズンにジェフから加入の米倉はガリガリ相手を削ってマイボールに出来る希有な存在。岩下はたまにやり過ぎてしまいますが、まぁそれぐらいの方が^^; 守備でいうと丹羽と同じく守備の統率がとれる3西野貴治(にしのたかはる)、米倉のかわりに22オ・ジェソクという選択肢も。

GKは東口!サブからの脱却を目指す存在も

 1東口順昭(ひがしぐちまさあき)

 GKはいまのとこ東口一択です^^; ガンバ大阪のジュニアユースから大学などに進み、アルビレックス新潟で活躍。そして今年ガンバに戻ってきてくれた新守護神。日本代表合宿に呼ばれたこともありますし、ガンバで更なる飛躍を遂げて欲しいところ。

 ずっとサブ生活が続く18木村敦史(きむらあつし)、ヴァンフォーレ甲府から舞い戻った16河田晃兵(かわだこうへい)はここまでチャンスなし。河田はもっとやれていいと思うのですが、、、。

20140517 味の素スタジアム / Ajinomoto Stadium

16位から巻き返しての「強いガンバ」を

 いかがだったでしょうか。なんだかんだ言いつつ、リーグ前半は思うように得点が奪えずまさかのJ2降格圏内である18チーム中16位。ここからは得点にこだわり、試合に勝って勝ち点3を積み上げ、1つずつ順位をあげていくことが重要になります。

 ワールドカップに伴う中断期間をプラスに捉えてうまく流れを切り替え、上位チームに食い込んで「強いガンバ」を見せて欲しいのが本音。微力ながらもしっかりとスカパー中継や現地観戦でサポートしていきたいですね。

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