台風21号襲来にも負けず!雨中の埼スタで執念のドロー

 思えば最後に観戦記を書いたのは1年前だったか、、、。最近は「初心者向けJリーグ観戦記」というブログの趣旨から外れてるどころか、完全に更新頻度が落ちておりました^^; 埼玉スタジアム2002で行われた【2017年J1・第30節】浦和レッズ vs ガンバ大阪の(ほとんど試合に触れない)観戦記をお届けします。

開催が危ういときは主催チームのサイトを確認

 さて、10月22日(日)に行われることになったこの試合。この日は台風21号の襲来により、試合が行われるのかどうか怪しい状況。大雨ぐらいならサッカーは基本開催されますが、雷雨とか大雪だったり、周辺の交通機関が止まったりする(可能性がある)場合には順延の判断がされることも。順延決定の場合はJリーグの公式サイトにも載りますが、開催か順延かが微妙な場合にはまず主催チーム(ホーム側・今回は浦和レッズ)のサイトで確認しましょう。

 ということで 普段は見ない 浦和レッズの公式サイトをチェック。前日19時の段階で「実施の方向。当日11時に再度判断」と発表されていました。そこで、当日になってサイトをチェック、、、してもアクセス集中で繋がらない^^; 結局11時20分ごろに「実施決定」という告知があり、これを見てからスタジアムに向けて出発することに。ただ、状況が悪化すればその後中止という可能性もありますし、帰宅時に台風のピークが迫るという予報だっただけに、特に関西のサポーターは早い段階で遠征取りやめを決めていた方も多かったようで。実際、新幹線も夜になって止まったようですしね、、、。

濡れるのがイヤなら万全の雨対策を

 突然の雨、ぐらいなら仕方無いですが、今回はズブ濡れ確定の試合。ということで雨対策グッズをバッグに押し込んで家を出発。チケットや財布、スマホ以外に今回持参したアイテムはこんな感じ。

・レインポンチョ(上半身保護)
・帽子(ポンチョのフードで防ぎきれない顔を保護)
・レインパンツ(下半身保護)
・レインシューズ(水たまりも関係なし)
・ゴミ袋(持ち物保護&帰りのレイングッズ回収用)
・タオル(多めに)

 大事なのはレインパンツとレインシューズです。サッカーだけじゃなくて競馬観戦のときにも痛感するのですが、上半身はポンチョだったりレインコートでバッチリ対策してる人が多いのですが、下半身を意外と忘れがち。ポンチョの隙間からズボンががっつり濡れたとか、あるいは普通のスニーカーで参戦して水たまりで水没とか。雨の中で2時間近く、待機時間も含めればそれ以上に屋外で過ごすことになるわけで、体力も気力も失わないためにはある程度の投資も必要です。普段使いできるデザインだと、レインシューズは出先で履き替えずに家からそのまま履いていって飛行機乗ったりもできます(経験済み)

Bitly
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 レインパンツはつい最近ワークマンで購入しました。フィールドコアR-010って型番でお値段なんと1,900円。っていうかレインシューズも格安なのがワークマンにあるかもしれない、、、。アウトドアブランドだとちょっと手が届かないという方は作業着ブランド。サッカー観戦でもいい仕事します。

 → ワークマン フィールドコア商品ページ

閑散とする埼スタ

 他のサポーターが水たまりを避けながらスタジアムに向かう中、完全防備で入場ゲートに一直線。。。って、あれ?

 ここまで閑散としている埼玉スタジアム2002は見たことがない、、、。そもそも浦和美園駅を降りた段階で、遊歩道を歩くサポーターがほとんどおらず、大半が駅前から連絡バスに乗り込んでる状況。まぁ、浦和サポーターだったら北門まで乗せてってくれる連絡バスが正解かもしれないですね(アウェイ側は南門)。

 待機列に荷物やテープ札だけ残し、大半が近所のトイレとか雨がしのげる場所で待機していたというのが真相で、開門時間の直前になるとそれなりの行列にはなったのですが。それでも売店に並ぶ人はいないし、広場も閑散。あんなに空いてる埼スタを見たのは本当にはじめて。普段4万人を下回ることがないという浦和vsガンバ戦が今回は半分の21,603人。ドル箱カードでも台風 とリーグ順位 でここまで減ってしまうとは。

席取り後は速攻で屋内に避難

 今回はキックオフが17時で、開門時間が14時半。キックオフの1時間前ぐらいから席で声出しするにしても、それでも時間は余るわけで。ゴール裏に席を確保したあとは即座に屋内へ避難。

 まぁ皆さん考えてることは同じ、というか大雨の中で何もせずズブ濡れになってる必要は全く無いので、屋根のあるコンコース部分は大混雑。埼スタのアウェイ側は入れるスペースが元々狭すぎるため、すぐにキャパオーバーになり、屋外の階段下スペースなども休憩所として急遽開放されたりもしました。

 アウェイ側には1カ所しかない売店。味千ラーメン650円でひとまず身体を温めます。いつもなら売店も大混雑で行列がエライことになるのですが、大雨で人が少ない分だけ混雑せずに買えるのはなんとも複雑な心境。

万全の態勢であとは全力で応援するのみ

 ギリギリまで屋内にいて、ラーメン食べて雨対策グッズも改めて装着して。そうしたら後はなりふり構わず全力で応援するのみです!

 さすがガンバ大阪サポーター!試合前からみんな総立ちだ!(席が濡れて座れないだけ)

 めちゃくちゃ分かりにくい写真ですが、下がコンクリートなので、席の上段から下に向かって雨水がガンガン流れてきます。さらに階段の通路沿いだと逃げ場のない水が全部流れ込んできます。知り合い2人は靴が濡れるどころか、ソールそのものが剥がれてダメになっておりました^^; 高いレインシューズとまでは言わなくても長靴はあった方が良いですね、、、。

 試合がはじまってしまえば、あとは90分間ひたすら応援!応援! 最初は低かったテンションも、豪雨の中だと逆に開き直ってしまえるのが不思議^^; この日は応援のチャントが1回1回長くてテンポもイマイチだったのですけども、その分がっつりと叫び倒して、1人で手を叩いて叫んで歌って。3人分ぐらいの仕事やっておきました。

 浦和に先制されてすぐにガンバが追いついて、また先制されるも追いついて。トドメの3点目が決まってもうダメかと思いつつ、「最後まで諦めんな!!」って叫んでたら後半のアディショナルタイムでまさかの同点弾。浦和レッズ 3-3 ガンバ大阪のドロー。勝ち点1を分け合う結果になりました。

 ACL決勝進出を決めて勢いに勝る浦和レッズの側からしたら、なんともいえない試合結果かもしれないですが、ガンバ大阪にとっては本当に本当に大きい引き分け。勝てそうな試合ですらことごとく落としてきたここ数戦を思えば、打ち合い上等の試合展開で負けることなく土壇場で引き分けに持ち込めた今回のゲームは、良い頃のガンバが出たような勝負強さを発揮した内容と言えます。

 引き分けだとほとんどの場合が内容にかかわらず試合後にブーイングになるのですが、この日はゴール裏もひたすら拍手。結果だけ見れば勝ち点1の引き分けでも、今のチーム状況を考えれば、まさに台風の中に光明が見えた1戦だったなと。

埼スタが終わってもまだ関東アウェイはある

 試合が終わって、引き分けながらも大きな手応えを感じて埼スタを後に。帰ってからは雨グッズをひたすら干して乾燥させてといった作業が残ってるのですが、それすらも良い思い出になる浦和レッズとの1戦。今シーズンの優勝はとっくに可能性なくなってますが、まだまだ関東アウェイの試合も残ってますし、引き続き現地に足を運ぶつもりです。

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