2023年こそは!Jリーグでレアスタジアムを巡ろう

 1つ前の最新記事が2021年、前回のレアスタジアム記事は2017年という更新の頻度自体がレア化している零細ブログ。応援している某ガンバ大阪がよくわからないうちにエンブレム&マスコット変更したり、DAZNが大幅値上げしたりでモチベーションを維持するのも難しいところですが、こういうときこそ新たな出会いを求めて色々なスタジアムに出向くのも良いのかなと。ということで、年数回しかJリーグの試合が実施されないレアなスタジアム紹介の2023年版です。

 → 2016年Jリーグ日程発表!レアスタジアムを巡ろう
 → 2017年もJリーグでレアスタジアムを巡ろう
 → 2023年こそは!Jリーグでレアスタジアムを巡ろう(この記事)

 先日発表された2023年の日程を見ながら、Jリーグ開催スタジアムを渡り歩く上で注目しておきたいトピックはこんな感じでしょうか。

 ・埼スタの芝張り替え工事のため3月の浦和戦は浦和駒場で開催
 ・国立競技場でJ1が5試合、J2も1試合が開催
 ・J2大分のホーム名称が昭和電工ドーム大分→レゾナックドーム大分
 ・J3にFC大阪が加入。ホームは東大阪市花園ラグビー場
 ・J3に奈良クラブが加入。ホームはロートフィールド奈良
 ・J3今治のスタジアムが隣接の今治里山スタジアムへ移行

 大分トリニータのホームスタジアムはこれまで昭和電工ドーム大分として親しまれていましたが、ネーミングライツ元である昭和電工の社名変更により今年からレゾナックドーム大分(レゾド)に。

 J3ではFC大阪と奈良クラブの2チームがJFLから新たに加入して計20チームに。そしてFC今治が使用していた「ありがとうサービス.夢スタジアム」のすぐ横に新設された今治里山スタジアムがホームスタジアムに切り替わります。夢スタは今後練習グラウンドとして使用するそうで、チームにあわせてスタジアムも作り変えて成長していくというスタイルは斬新ですね。

 さて、ここからは年に数回しか試合が実施されないレアなスタジアムについて触れていきます。試合日程と開催スタジアムはJリーグ公式サイトならびに各クラブサイトにて確認していますが、現段階では未定となっている部分も多く、シーズン途中での変更や事情による順延もあります。開催情報やチケット購入については各公式サイトにてご確認ください。(記事は2023年1月26日現在)

札幌厚別公園競技場(札幌厚別) 入場可能数 17,597人
 7/15(土) J1 北海道コンサドーレ札幌 vs 新潟アルビレックス

 なにかと最近話題の(?)札幌ドームをホームスタジアムとする北海道コンサドーレ札幌。今後は優先的に札幌ドームが利用できそうな状況ですが、昨年2試合が行われた聖地・厚別での開催を今年も1試合実施するようです。

北上総合運動公園北上陸上競技場(北上) 入場可能数 6,388人
 10/14(土)J3 いわてグルージャ盛岡 vs FC琉球
 11/04(土)J3 いわてグルージャ盛岡 vs ガイナーレ鳥取

 いわてグルージャ盛岡のホームスタジアムは盛岡駅からバスで30分ほどの場所にあるサッカー専用いわぎんスタジアム。盛岡駅から東北新幹線で2駅の北上駅からバス約20分の場所にある北上陸上競技場でも2試合が組まれています。サポーターの層を広げるために別の商圏でも開催するというのは他クラブでも事例があったりします。キヅールは正義(?)

栃木県グリーンスタジアム(栃木グ) 入場可能数 15,325人
 09/03(日)J2 栃木SC vs 藤枝MYFC
 09/16(土)J2 栃木SC vs ジェフユナイテッド千葉
 10/01(日)J2 栃木SC vs ブラウブリッツ秋田

 栃木SCのホームスタジアムは24,670人収容のカンセキスタジアムとちぎ。これ以外に栃木県グリーンスタジアムでの試合も3試合が予定されています。グリーンスタジアムの良さは専用スタジアムということだけではなく、2023年8月に次世代型路面電車の宇都宮ライトレールが開通するのも大きいかと。宇都宮駅からの距離はどちらもほぼ同じようですが、グリーンスタジアムは宇都宮駅からライトレール(約30分、300円予定)でスタジアムまで直結なのは魅力的ですね。6〜10分間隔で運転するというのも、スタジアムまでの交通アクセスに泣かされがちな遠征民には心強い材料。

浦和駒場スタジアム(浦和駒場) 入場可能数 21,481人
 3/04(土)J1 浦和レッズ vs セレッソ大阪
 3/18(土)J1 浦和レッズ vs アルビレックス新潟
 3/26(日)YBC 浦和レッズ vs 清水エスパルス

 「浦和レッズ=埼玉スタジアム2002」のイメージしかないだけに日程を見て驚きましたが、そういえばACLの開催時期を動かせないかと要望をあげていたのも埼スタの芝張替え工事が理由でしたね。その改装工事の様子を見学できそうなレアな埼スタ見学ツアーも不定期で実施されているようなので、マニアの方(?)はぜひ。浦和駒場だと最寄り駅は浦和美園ではなく浦和や北浦和になるようで、上野東京ラインや湘南新宿ライン(北浦和は京浜東北線のみ)で行けることを考えると遠征民にはありがたいような気もします。ただ、アウェイ席は埼スタ以上に席数が少ないようですが、、、。

国立競技場(国立) 入場可能数 約68,000人
 05/12(金)J1 FC東京 vs 川崎フロンターレ
 05/14(日)J1 鹿島アントラーズ vs 名古屋グランパス
 07/16(日)J2 清水エスパルス vs ジェフユナイテッド千葉
 08/26(土)J1 FC東京 vs ヴィッセル神戸
 09/23(土)J1 湘南ベルマーレ vs 川崎フロンターレ ※翌日の可能性あり
 10/21(土)J1 ヴィッセル神戸 vs 鹿島アントラーズ ※翌日の可能性あり

 5月の第2週はJリーグすべての試合がJリーグ30周年記念マッチとして開催されるとのことですが、その中でも国立競技場で行われる5/12、5/14の2試合はJリーグ30周年記念スペシャルマッチとなるようで。それ以外にも湘南や神戸、J2の清水もホームゲームを主催するということで、今年はいろいろなチームのサポーターにとって新国立を体験するチャンスが広がりそうです。

エコパスタジアム(エコパ) 入場可能数 51,697人
 3/18(土)J2 ジュビロ磐田 vs 清水エスパルス
 8/06(日)J2 ジュビロ磐田 vs ベガルタ仙台

 専スタのヤマハスタジアム(15,165人)がホームスタジアムのジュビロ磐田。J1だった頃は浦和レッズなど集客が見込めそうなときにエコパを使っていた印象ですが、今年は静岡ダービー、そして夏休みのホームゲームがエコパ開催になりました。東海道線を乗り継ぎながら美味しい海の幸を堪能して静岡勢のゲーム観戦をするのが密かな目標なのですが、静岡県の横の長さに毎回怯んでいるという、、、。

オールガイナーレYAJINスタジアム(ヤジン) 入場可能数 7,044人
 05/14(日)J3 ガイナーレ鳥取 vs アスルクラロ沼津
 10/01(日)J3 ガイナーレ鳥取 vs FC今治
 10/08(日)J3 ガイナーレ鳥取 vs SC相模原

 ガイナーレ鳥取のホームスタジアムは鳥取市内にある専スタのAxisバードスタジアム(11,999人)。そして今年3回開催されるのが約90kmほど離れた米子市内にあるオールガイナーレYAJINスタジアム。以前はチュウブYAJINスタジアムという名称でしたが、10年間のネーミングライツ契約から切り替わり、今年からオールガイナーレという冠がついたとのこと。

 というわけで、ここまでレアスタジアムを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。去年いわきFC主催で開催されていたJビレッジスタジアムでのゲームは今年は現段階で予定されていないようですし、広島や長崎は新スタジアムが完成すると現在のスタジアムでは使用しなくなる可能性が高くなります。行けるときに行く!の精神で、旅行や他の用事、近隣ゲームとうまく組み合わせて気になっているスタジアムにぜひ足を運んでみましょう。

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